クルエルティフリーがなぜ大切なのか
― いまも続く動物実験の現実と、私たちにできる選択 ―
クルエルティフリーとは、
製品や原料の開発過程で、動物実験を行わないという考え方です。
この言葉が注目されるようになった背景には、
「かわいそうだから」という感情だけではない、
明確な現実と理由があります。
動物実験は、動物に何をしているのか
化粧品や化学物質の安全性評価における動物実験では、
主にマウス、ラット、ウサギなどが使われてきました。
代表的な試験には、
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皮膚や目に薬剤を塗布し、炎症や損傷を観察する試験
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強制的に物質を投与し、毒性や致死量を調べる試験
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長期間にわたり苦痛やストレス下に置かれる慢性毒性試験
などがあります。
多くの場合、
動物は麻酔なし、あるいは不十分な鎮痛のまま扱われ、
実験後に安楽死処置が取られます。
これは感情論ではなく、
動物実験の手法として長年行われてきた事実です。
なぜ、いまも動物実験は続いているのか
「代替技術があるのに、なぜ?」
そう思う方も多いはずです。
理由は、ひとつではありません。
① 法規制・制度の名残
多くの国では現在、
化粧品分野における動物実験の禁止や制限が進んでいます。
たとえば欧州では、
European Union により
化粧品の動物実験および、
動物実験を行った化粧品の販売が原則禁止されています。
しかし一方で、
医薬品、医療機器、化学物質の一部規制では、
動物試験データの提出が今も求められるケースがあります。
制度が完全に切り替わっていないことが、
動物実験が続く大きな理由のひとつです。
② 代替試験が「十分に普及していない」現実
現在、
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細胞培養を用いた in vitro 試験
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コンピュータシミュレーションによる in silico 試験
など、
動物を使わない評価法は確実に進歩しています。
しかし、
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高額な設備投資が必要
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専門知識を持つ人材が限られている
-
規制当局が全試験として正式承認していない分野もある
といった理由から、
「動物実験のほうが簡単・慣れている」
という構造が、今も残っています。
③ 「前例主義」と企業側の判断
安全性評価は、
企業にとって大きな責任を伴います。
そのため、
「これまで問題なく通ってきた方法」
「規制対応が確実な方法」
として、
動物実験が“無難な選択”として使われ続ける
という側面も否定できません。
それでも、クルエルティフリーを選ぶ意味
クルエルティフリーは、
「動物がかわいそうだからやめよう」という
感情的な主張ではありません。
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科学技術は、すでに代替手段を持っている
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動物実験は、必ずしも人への安全性を完全に保証しない
-
不必要な苦痛を与えない選択が可能になっている
こうした事実の積み重ねが、
クルエルティフリーという考え方を支えています。
Letizia ∴ Épure は、
「動物実験をしない」という選択を、
ブランドの姿勢として明確にしています。
それは、
美しさの裏側に、
誰かの苦しみがあってほしくないから。
そして、
科学と倫理の両立は、
もう不可能ではないと知っているからです。
選ぶことで、社会は変わる
企業は、消費者の選択を見ています。
クルエルティフリー製品が選ばれ続ければ、
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動物実験を前提としない開発が主流になり
-
代替試験への投資が進み
-
規制や制度も、少しずつ更新されていく
これは理想論ではなく、
実際に起きてきた変化です。
知ることは、守ること
クルエルティフリーの大切さを知ることは、
動物の命を守るだけでなく、
私たち自身が、どんな未来を選ぶか
を考えることでもあります。
何を買うか、
何を支持するか。
その小さな選択の積み重ねが、
「当たり前」を変えていきます。
やさしさは、感情ではなく、選択で示せる。
Letizia ∴ Épure は、
その選択に、誠実であり続けます。
これからも、やさしい選択を
クルエルティーフリーであることは、単なる選択肢ではなく、
「未来の地球とすべての生命への責任」だと私たちは考えています。
Letizia ∴ Épure はこれからも、動物にも、人にも、環境にもやさしい製品づくりを続けてまいります。
Hashimoto Mika